旬のイギリス

イギリス北西部から、フットワークの軽さを生かしてカメラと共に今日もドライブ! イギリスの素顔を綴ります。

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2006-08-01-Tue-10:16
観たり聴いたりDeath In The Deep Freeze

現代の医学では不治の病とされているものも、数百年後には治療法が確立されるかもしれない。
それまでの間、身体を超低温保存しておいて、時が来たら起こしてもらおう...
誰もが聞いたことのあるコンセプトですよね。

それを実際に行う団体を追ったドキュメンタリーをTVでやっていたので夕飯を食べながら見ました。

アリゾナ州にあるアルコー(Alcor Life Extension Foundation)の内部を撮影したのは始めてだそうで、ガンでなくなったメンバーが保存されるまでの経緯を細かく追ってました。
アルコーは『凍結』という言葉を嫌がるそうで、クライオニクス(cryonics)って呼んでました。あくまでも凍らせるのではなくて低温保存だよということなんでしょう。

手順は、まずガンの切除。スタッフの半分が医師の資格を持たないと聞いてビックリ。
次に体内の血液を抜いて脱水状態にしてから保存のための冷却液を注入。
これは、身体の水分を抜かないと体内で氷ができてしまい細胞を破壊するからだとか。また、急激に温度を下げても氷ができるので数段階に渡る工程は、全てがゆっくりと慎重に行われます。

特に脳には細心の注意を払う必要があるために、冷却液のモニター用の穴を頭蓋骨に開けます。

...うっ、隠してくれないんだ。顔も頭蓋骨の穴も。
ここで夕飯はギブアップ。とても食べ続けられませんって。


その後、仮保管所で2週間かけて遺体の温度を-120℃に下げ、最終保管所へ収められてました。


現在のテクニックでは、どんなに最新の注意を行っても、10ヶ所は細胞を壊してしまうのだとか。例えば、それが肝臓だったり腎臓だったりすると、それだけで命に関わりますよね。
また常温に戻す時も生前の状態に戻るかどうかの保証はないので、この2つをどう克服するか研究するのが我々の役目だとアルコーは言います。


でも...

でも、
なんか腑に落ちない。

番組の中でも、500年後に目覚めてガンの治療をしてもらい、ちょっとだけ寿命が延びても地球全体の命と考えた時に何の意味があるというのか、と言っていた人がいたけど私もその通りだと思うんですよ。

もちろん、やりたい人はアルコー基金の会員になって冷凍してもらうといい。
それで、本人や家族ができる限りの手を尽くしたという心の安らぎが得られるなら、保存する意味があるわけで否定はしません。

個人的には、そこまでしたくないだけなのかも。
どんな死でも死として受け止めたいなと思うんですよ。

延命を求めるよりも、新鮮なうちにたくさんの人に再利用してもらいたいというのもありますね。
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Comment

2006-08-01-Tue-21:10
生きてるのか死んでんのか…

それって法律上は生きてるのか死んでるのか。もし生きてるとなると年齢は200歳とかもあり得てしまうのかー。
というか500年も経ったら知り合いが誰もいないので絶対嫌です。

2006-08-02-Wed-02:15
体は出来る限り切ったりしたくない

りささん。ご無沙汰です。その昔、画家のサルバドール・ダリが「自分は死なず、冷凍冬眠する」と宣言していましたが、結局、いざ病気になったときは普通に手術をして、死んだ時は遺志により自分のフィゲラスにある美術館の入り口に埋葬されました。しかも本人の希望で、石の上には一切名前もなにも彫らないように指示したので、彼の墓の上を歩いていても誰も気づく人はいません。レオナルド・ダ・ヴィンチは「よき一生は、良く働いた一日のあとの眠りのように、おだやかな死をもたらす」と言いましたが、これは羨ましい。私は不治の病になったら、むしろ手術せず、昔の人のように死にたいと思ってしまいます。

2006-08-02-Wed-13:28
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2006-08-02-Wed-17:37
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2006-08-02-Wed-22:00

りささん、こんにちは。久しぶりに書き込みさせていただきます。
緩和ケアの施設で働いていると、命は限りあるからこそ、終わりのときを大切にするのかなぁ、と、思わされることが多いですね。
私自身は、今の寿命でじゅうぶん満足です。
現在の医療での治療がのぞめない疾患の方などは、きっと、500年後に、望みをたくしてみたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。500年後、医療がどうなっているのかとても興味があります。誰もが望むケアを受けられる社会であればいいなぁ~なんて、ちょっと希望的観測でしょうか。

2006-08-02-Wed-23:26
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2006-08-04-Fri-16:40
aircooledさん

その辺りは考えてなかったけど...一度亡くなってから処置されるから死んでいるんじゃないかな。
でも、蘇生したら法律上はどうなるんでしょうね。
昔の出生届を引っ張り出してくるのかな。

2006-08-04-Fri-16:44
ネモ船長さん

>私は不治の病になったら、むしろ手術せず、昔の人のように死にたいと思ってしまいます。

そこまでの勇気はないけれど、変に延命はして欲しくないってのはありますね。
私は、死ぬまでにやっておかなければならない事がたくさんあるので、絶対に告知して欲しい組です。

2006-08-04-Fri-16:45
2006-08-02-Wed-05:28の鍵さま

ありがとうございます。
後ほど伺います。

2006-08-04-Fri-16:46
2006-08-02-Wed-09:37の鍵さま

サンキューデス。頼りにしてます(笑

2006-08-04-Fri-16:50
りりぃさん

>命は限りあるからこそ、終わりのときを大切にするのかなぁ、と、思わされることが多いですね。

その通りだと思います。人間だけでなく動植物全てに当てはまる事ですよね。
それが自然なのだから自然に反した事はしたくないと心のどこかで思うのですよ。

2006-08-04-Fri-16:52
2006-08-02-Wed-15:26の鍵さま

うう~ん、この場合はどうやってチェックするのでしょう??

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